コラム

製造業サイトで、原稿と写真をケチってはいけない

2026.10.08

ホームページ制作の予算を考えるとき、つい削られがちなのが「原稿」と「写真」です。デザインやシステムにはお金をかけても、「文章は社内で書けばいい」「写真はスマホで撮ればいい」となりやすい。
ですが、製造業のサイトで“伝わるかどうか”を最後に分けるのは、まさにこの2つです。今回は、原稿と写真をケチってはいけない理由をお話しします。


「何を伝えるか」が決まっていないサイトは、きれいでも刺さらない

どんなにデザインが洗練されていても、載っている言葉が“ありきたり”だと、読む人の心には残りません。逆に、多少シンプルなデザインでも、自社の強みが自分たちの言葉で書かれていれば、ちゃんと伝わります。

だからこそ、制作でいちばん頭を使うべきは原稿づくり=「自社の強みの言語化」です。ここが、サイトの成果を左右する“中身”になります。

原稿は「社内で書けばいい」の落とし穴

「文章くらい自分たちで」と思いがちですが、自社の強みは当たり前になりすぎて、社内からは見えにくいものです。結果、無難な説明や、どこかで見たような言い回しに落ち着いてしまう。
第三者が入って“お客様の言葉”に翻訳することで、初めて強みが伝わる原稿になります。原稿は、ケチるどころかいちばん時間と力をかけるべきところです。

「原稿は支給してください」で終わる制作会社に注意

制作費を抑えた会社では、「原稿はお客様のほうでご用意ください」というところが多く、支給された文章を、そのまま流し込んで終わり、というケースも少なくありません。一見、手間が省けてよさそうですが、ここにも落とし穴があります。

本来は、支給された原稿であっても、そのまま載せる前に見るべき点があります。専門用語が難しくなりすぎていないか、文章がきちんと整理されているか、誤字はないか、そして検索エンジンやAIに読み取られやすい書き方になっているか——。書いた本人には、意外と気づきにくいところです。

弊社の考えでは、たとえ箇条書きの要点だけでも支給いただければ、あとはこちらで“読み手に伝わる形”にリライトするのがよいと思っています。その分、正直なところ制作費は上がります。でもそれは、まさに“中身”にお金をかけるということ。デザインの器だけ立派でも、流し込んだだけの原稿では、成果にはつながりにくいのです。


写真は「スマホで十分」——本当にそうでしょうか

スマートフォンのカメラは高性能で、いまや誰でも“それなりに”きれいな写真が撮れます。だから「写真は自分たちで」と考えるのも、無理はありません。

ただ、プロが撮った写真は、やはり別物です。違いは、機材だけではありません。

プロとそうでない写真は、どこが違うのか

ピントやボケの効かせ方、構図の取り方、そして全体を通した色や明るさの統一感——このあたりが、はっきり違います。1枚だけでなく、サイト全体で写真のトーンがそろっていると、それだけで会社の印象が引き締まります。
実際、プロがスマホで撮っただけでも、素人が撮ったものとは別物になります。それくらい、撮る人の“目”が効く世界なのです。

製造業の写真は、製品も、工場も、そこで働く人も、被写体としては地味に見えがちです。だからこそ、撮り方の差がそのまま「伝わり方」の差になります。


原稿と写真は、削るところではなく「投資するところ」

デザインやシステムは、いわば“器”です。その器に何を盛るか——それが原稿と写真です。どんなに立派な器でも、中身が薄ければ伝わりません。

ホームページは、一度つくれば何年も会社の顔として働き続けます。長く使うものだからこそ、中身である原稿と写真こそ、いちばんお金と手間をかける価値があるのです。

弊社は製造業に特化して、強みの言語化から原稿づくり、そして撮影までを一貫してお手伝いしています。「文章と写真、どうすればいいか分からない」という段階からで構いません。詳しくは製造業の会社がつくるホームページ制作をご覧ください。


まとめ:伝わるサイトは、中身にお金をかけている

ホームページで削ってはいけないのは、実は「原稿」と「写真」です。ここを社内の片手間やスマホ任せにしてしまうと、せっかくのデザインも活きません。

自社の強みを、自分たちの言葉で。そして、その強みが伝わる写真で。中身にきちんと投資すること——それが、周りと違う“伝わるホームページ”への近道です。

直近7日間でよく読まれた記事です。

  1. WordPressを使っているWeサイトで「お知らせ更新をして」と頼まれた時に初めて読むマニュアル〈1〉
  2. MW WP Formで、テーマファイルに直接ショートコードを記述している場合の「Invalid reCAPTCHA Secret key」エラーと「timeout-or-duplicate」エラーの解消方法(25.08.27 更新)
  3. SaaS企業の株価を下げたAI「Claude」は、中小企業の業務をどう変えるのか
  4. 【WordPress】フォームのスパム対策 reCAPTCHやハニーポットで迷惑メールを減らす
  5. 次は貴社の番です。私たちが成功した「販売促進の自動化」を貴社へ

最新の記事

カテゴリー