皆様、こんにちは。アルファス代表取締役の貝吹です。
これまで数回にわたって、私たちが経験してきた「社外人材との協業」の試行錯誤と、その変化のプロセスをお話ししてきました。
連載の締めくくりとなる今回は、この経験から私が確信した、これからの中小企業の“生き残り方”についてお伝えします。
「人を抱え込む時代」から「つながりで価値を生む時代」へ
現在、日本の中小企業を取り巻く環境は決して平坦ではありません。深刻な少子高齢化に伴う採用難、人件費の高騰、激しい市場環境の変化――。
これからの時代、従来の「優秀な人材を正社員としてすべて自前で採用し、定年まで囲い込む」という雇用モデルだけに依存し続けることは、資本力に限りがある中小企業にとって極めて難易度が高くなっています。
しかし、だからといって中小企業が成長を諦めなければならないかというと、決してそうではありません。
私たちが身をもって実感したのは、「雇用の枠組みに縛られず、社外の知見と柔軟につながり合える組織こそが、これからの時代に最も強靭でしなやかである」という真実です。
自社の理念やビジョンに共感してくれる社外のプロフェッショナルと、プロジェクト単位で固く結びつく。固定費を過大に膨らませることなく、必要なときに最高峰の知見を導入し、スピーディーに成果を出す。これこそが、大企業のような潤沢な資金力がなくとも、中小企業がスピードと専門性で市場を勝ち抜いていくための、現実的かつ強力な生存戦略です。
協業を成功させるために、経営者が果たすべき「唯一の役割」
社外人材との協業を機能させる上で、経営者に求められる役割とは何でしょうか。
最新のITツールを熟知することでも、細かい指示出しを行うことでもありません。
それは、「自社の目標(今後の展望と目標)を高く掲げ、オープンであり続けること」に尽きます。
私たちは、誰のどんな課題を解決し、どんな未来をつくりたいのか。
そのために、今年・今期の必達目標として何を目指しているのか。
そして今、自社には何が足りておらず、どんな助けを必要としているのか。
自社の弱みや課題を格好つけずにさらけ出し、明確な旗を掲げれば、その志に共鳴した優秀な社外の仲間が必ず手を差し伸べてくれます。
そして、一度加わってくれたパートナーに対して、下請けではなく仲間として敬意を払い、信頼して任せること。経営者のその覚悟こそが、社内外の垣根を溶かす唯一のエネルギーになります。
挑戦を恐れるすべての経営者へ
「うちは地方の小さな会社だから」
「ITや新しいマーケティングに詳しい人間が社内にいないから」
そう言って新しい挑戦を諦めてしまうのは、本当にもったいないことです。
自社の壁をほんの少し取り払い、外の世界を見渡してみてください。そこには、あなたの会社の力になりたい、培ってきた専門スキルで中小企業の挑戦を支えたいと願っている、熱いプロフェッショナルたちがたくさん存在しています。すべてを自分たちだけで背負い込む必要はありません。
大切なのは「自前主義」を守ることではなく、「お客様に最高の価値を届けること」、そして「会社と社員をより良い未来へ導くこと」のはずです。
私たちもまだまだ挑戦の途上であり、試行錯誤の毎日です。しかし、社外の素晴らしいパートナーたちと共に歩むこれからの未来に、かつてない手応えとワクワクを感じています。
もし、その一歩を踏み出したいとお考えなら、ぜひ一度、私たちにお声がけください。共に、次の景色を見にいきましょう。
アルファスでは、製造業様の販売促進やWeb活用に関するご相談を随時承っております。
具体的な検討が進んでいない段階でのご相談も大歓迎です。
同じモノづくりの現場を知る当事者として、親身にお応えいたします。
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