QRコードの作成、どこのサービスを利用していますか？

どんな時にQRコードが役立ちますか？

アルファスでも、ご依頼を受けたチラシや会社案内などの印刷紙媒体に、それぞれ閲覧して欲しいWebサイトなどへ誘導する『QRコード』を入れこむことが多々あります。

例えば

しかし、『とりあえずQRコードを入れ込んだら読み取ってもらえる』、そんな単純なことではなく、読み取られてもらっているか、読み取られいないかは、相手次第です。

例えば、弊社アルファスのCDグループのWebサイトのQRコードを読み取っていただくか、GoogleやYahoo!で「アルファス 滋賀」と検索してもらえるか、それはスマホでチェックしたいか、パソコンでチェックしたいか、相手の状況にかなり依存します。

そのため、QRコードを入れるか入れないかは、相手の状況を想像することが大切です。
QRコードを入れても到底、読み取ってもらえないなら入れない方が良いかもしれません。
そのスペース、他の1つでも多く紹介したい内容が追加できるかもしれません。

ただし、キャンペーンなどを紹介する特別なWebページに誘導したい場合、かつ、それを見る対象者が一般の方（ビジネス相手ではない）の場合は、Google検索で容易にヒットしないと想像ができ、手っ取り早くQRコードを読み取った方が早いと直感してもらえるでしょう。検索した方が早いか、見て欲しいWebサイトのURLがどれだけ複雑か、スマホで見てもらえるか、ぜひ想像してみてください。

QRコードのよもや話を挟みます

QRコードを読み取ってもらえる状態か、可能性が高いと想像できたら、早速、QRコードを作成してみましょう。

と、その前にQRコードのよもや話、軽いうんちく話を。

QRコードは、株式会社デンソーさんが開発した2次元コードです。
3ヶ月前から、テレビCMやYouTubeでご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか？
また、NHKのドキュメント番組「新プロジェクトX～挑戦者たち～」でも紹介されました。

このQRコード、特許は取得されていますが、特許料を払わなくても自由に使えるようにしてくれています。
この特別な特許技術が詰まった2次元コードは最初、工場の作業効率を上げるために開発されたものですが、今やスマホのカメラで手軽に読み取れるようになったり、簡単にQRコードを作成することができるようになり、この恩恵は計り知れないですね。

比較！『QRコード 作成』で検索して表示された8つのサイトで作ってみた

このように、誰もが使えるようになっている理由からさまざまなWebサイトなどのサービスで、QRコードを作成できるようになっています、

では、『QRコード 作成』で検索して上がってきたサイトで手軽に作成できるので、作ってみましょう！
大まかな手順は、2ステップ。
URLを入れて、作成した画像をダウンロードするだけ、以上です。

しかし、私は知っています。
作成できるサイトによって情報量が違うことを！！！！！！
『情報量が違う」と書くと、何のこと？と思われるかもしれませんが、簡単に言うと作成した画像の複雑さが違います。
（なぜ複雑になるのか、などの詳しいことはこれ以上、聞かないでくださいね・・・）
これは、どういうこと表しているかというと『小さく使っても読み取れるか』ということになります。

まずは、本家から
特設サイト内にある、デンまるQRコードメーカー
デンソーのキャラクター『デンまる』が一緒にできました・・・。『デンまる』が居ないパターンはダウンロードできないようです。

次、デンソーウェーブとスマートフォン事業を手掛ける会社が共同で開発されたサイトで作成してみました。
QRコードメーカー
これは、かなり良い感じです。ダウンロード形式も3種類あって親切ですね！
地味にEPSがあるのがツボです。

次！
Canva
これも良い感じでした。
しかし当然と言えば当然ですが、Canva内でそのままチラシなどに配置する前提になっており、QRコードだけをダウンロードしたい場合、PDF形式かDOCX形式（Wordのドキュメント）2種類のみだったので、要注意です。
少し残念です。

次！
Adobe
なんとも残念です・・・。
色が選べたり、ドットの形などが選べたり、SVGでダウンロードできたり、そのままExpress内のテンプレートに配置できる流れはスムーズだったのですが、複雑でした。

次！
Googleで検索してヒットしたサイト
QR TOOL
驚くべき、Adobeと同じQRコードが作成できました！
ということで、残念でした。

次！
CMAN
こちらも残念でした・・・。複雑ですね。

次！
Website Planet
こちらも複雑ですね、残念でした。

次！
最後です。最後は
QRのススメ
こちらのサイト、実は長年、お世話になっています。
結果をご覧ください！良い感じです。
使い勝手が良い点としては、画像サイズが選べるところ、ダウンロード形式が4種類あるところ、デザインがつけられるところ、名刺に入れると便利なアドレス帳に追加できるQRコードが作成できるところです。

結果発表

8つのサイトでQRコードを作成してみましたが、単純に『QRコードを印刷紙媒体で使用する』という条件で『いかに小さく配置しても、きれいに表示できて、正確に読み取りしてもらえる可能性が高い』という状態のデータがダウンロードできるか、を調べてみました。

結果は、以下の2つでした。拍手です！

さっと作るチラシやパワポの資料にQRコードを入れたい場合は、これらのサイトを使って作ってみてください。
もちろん、アルファスに制作をご依頼いただく場合は、「QRコードを作って入れておいてね」とご指示くだされば結構です！
お気軽にお申し付けください！
ご相談、お問い合わせは、こちらからお気軽にどうぞ。

ちなみに、ずっと不可解なのはInstagramのQRコードです。
印刷紙媒体に不向きすぎるので、普通にURLからQRコードを作成して使っています。

最後に、いくつかのサイトで作成した結果に対して『残念』とコメントしましたが、あくまで『紙媒体にした時、いかに小さく配置できるか』を基準にした結果です。それぞれのサイトで工夫や便利なサービスを提供されていることには間違いがないことを付け加えさせていただきます。
＊QRコード®は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。